最近ふと、「なんか生きづらいな…」って思うことが増えました。
特別不幸なわけでもないし、ちゃんと仕事して、健康で、友達もいる。
だけど心のどこかが、いつもモヤモヤしてる。
一言で言うと、「気持ちが晴れない」。
そんな風に感じている30代女性、きっと私だけじゃないと思います。
今回は、「私たち女性がなんとなく生きづらい」と感じる理由について、
自分の体験や周囲の声を交えながら書いてみようと思います。
「ちゃんとしてるのに、なんで満たされないの?」
30代。
社会人としては中堅どころになり、仕事にもある程度慣れてくる。
自分でお金を稼ぎ、生活を回し、必要なことは一通りできるようになっている。
でも、心はどこか置いてけぼり。
「なんのために頑張ってるんだっけ?」
「このままでいいのかな?」
「私、何か間違ってるのかな…?」
生きづらさって、“劇的なトラブル”じゃなくて、
こういう小さな問いがずっと心に居座ることなんだと思います。
女性だけが背負ってる“無言のプレッシャー”
この年になると、周囲からの目も変わってきます。
-
「結婚しないの?」
-
「子どもはそろそろ…」
-
「女の人って、いつまで働くの?」
-
「まだ一人なの?寂しくない?」
言葉に出されない場合でも、“そういう空気”はじわじわ伝わってくる。
別に誰かに責められてるわけじゃないけど、
いつのまにか「私は何かが足りないのかな」って気持ちになる。
特に独身女性は、“人生の正解ルート”から外れてるような扱いをされることがあって、
それが地味にメンタルを削ってくるんです。
「いい女像」に縛られていない?
メディアやSNSにあふれている“理想の女性像”。
-
華やかな見た目
-
気配り上手で、でも仕事もできて
-
家事もこなせて、美容にも手を抜かない
-
彼氏・夫・子どもとうまくやってる
-
休日は推し活か旅行でリフレッシュ♪
……え、そんな完璧な人いる?
いたとして、それって本当に幸せ?
「自分もこうならなきゃ」って無意識に比べて疲れちゃうけど、
本当は誰だって不完全で、ダメな部分もあって当たり前。
でもその「当たり前」を認めることが、めちゃくちゃ難しいのが今の社会なんですよね。
本音を言うのが苦手な私たち
女性って、どうしても“気を遣う”ことを求められてきました。
・相手に合わせる
・波風立てないようにする
・「わがまま」って思われたくない
そうやってずっとやってきたから、
自分の気持ちにフタをするのがクセになってる人、多いんじゃないかな。
でも、それってやっぱりしんどい。
「本当はちょっと疲れてる」
「ほんとはこのやり方好きじゃない」
「こう見えてるけど、私なりに頑張ってる」
そういう気持ちを、もっと安心して出せる場が必要なんだと思う。
生きづらさを軽くするヒント
じゃあ、このモヤモヤした“生きづらさ”をどうしたらいいんだろう?
正直、完璧な答えはない。
でも、私はこんなことで少し楽になれました。
● 「〜すべき」を手放す
→「結婚すべき」「貯金すべき」「ちゃんとしなきゃ」…すべきが多すぎると、苦しくなるだけ。
● SNSとちょっと距離を置く
→人の幸せがキラキラ見えすぎると、自分を責めがち。リアルとバーチャルはちゃんと切り分けよう。
● 自分に優しくする
→疲れたら寝ていいし、何もしない日があってもいい。「ダメな自分」も、ちょっと愛してみる。
● 同じ気持ちの人と話してみる
→正直に「しんどい」って言える人がいるだけで、かなり救われる。
最後に。
生きづらいと感じるのは、あなたが弱いからじゃない。
むしろ、ちゃんと社会の中で頑張ってるからこそ、いろんなプレッシャーを受け取ってしまう。
だから、もうちょっとだけ自分にやさしくしていい。
“完璧じゃない私”を、許してあげていい。
あなたの毎日が、少しでも軽く、ラクになりますように。
この記事がそのきっかけになったらうれしいです。